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Logicool MX Master 3 for Mac 徹底レビュー

2020年10月5日

この記事では、2020年8月20日に発売された新製品である「Logicool MX MASTER 3 for Mac」 を徹底レビューします。

また、「Logicool MX MASTER 3 for Mac」の外観、使用感、機能面などを、純正の「Apple Magic Mouse 2」 と比較し、両者の良いところとイマイチなところも比較したいと思います。

マウスは仕事道具であり、それをケチってお金を掛けないのはナンセンスだと考えます。

生産性に直結する問題だからです。

いくら凄腕の大工でも安物の道具を使っていたら、良い仕事はできません。

マウスは長時間手にしている道具なので、ユーザビリティが最高であることは大前提です。

このマウスはクリエイターの方だけに限らず、仕事でMac を使っている方には、是非とも使って欲しいプロフェッショナルBluetooth マウスです。

作業効率が上がる11種類のプリセット、7つある各ボタンの役割をアプリケーション毎にカスタマイズ、手に負担が掛からないエルゴノミクスデザイン、随所に工夫が凝らしてある機能美がきっと使う人を満足させてくれます。

Logicool MX Master 3 for Mac と Apple Magic Mouse 2 の仕様比較

MX Master 3 for Mac

ソース:ロジクール公式HP

仕様比較表

Logicool MX Master 3 for MacApple Magic Mouse 2
高さ51 mm21.6 mm
84.3 mm57.1 mm
奥行き124.9 mm113.5 mm
重量141 g99 g
カラーオプションスペースグレースペースグレイ/シルバー
ボタン/ジェスチャー7個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック)
スクロールホイール: あり(自動切り替え機能付き)
サムホイール: あり
ジェスチャ ボタン: あり
ポイントとクリック:ナチュラルスクロール切り替え、副ボタンのクリック、スマートズーム、奇跡の速さ
ジェスチャー:ページ間をスワイプ、フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ、Mission Control
マウスの電池残量
スクロールMagSpeed + Smartshift-
サムホイール-
Bluetooth最大3台最大1台
FLOWコントロール最大3台-
どこでもトラッキング4,000dpi センサー 非公開
Unifying非対応-
電源USB-C - C / 70日USB-C - Lightning
互換性macOS, iPadOSmacOS, iPadOS
同梱物USB-C - C ケーブル(約1M)Magic Mouse 2, Lightning - USBケーブル(Aタイプ)
価格13,500円(税込み)スペースグレイ(9,800円/税別)シルバー(7,800円/税別)

Logicool MX Master 3 for Mac 開封

箱を空けてこんなにワクワクしたマウスは、初代の「Microsoft Interi Mouse 」を買ったとき以来だと思います。

開封して一目見ての第一印象は”美しい”の一言に尽きます。

Logicool MX Master 3 for Mac 外観

それではこの機能美溢れる美しい製品を様々な角度から見てみましょう。

画像で本機の外観を見ると、波のようなデザインの模様が各所に見えます。

実は、この立体的に細工された波状模様が、デザイン性を向上すると共にホールド感とフィット感を高めてくれて、141g というデバイスの適度な重量と相まって、とても安定したマウスコントロールを実現してくれるのです。

Photoshop の画像トレースで、1ピクセル単位の作業をMagic Mouse でするのと、Logicool MX Master 3 for Mac でするのでは、天と地ほどに作業のしやすさが違います。

Logicool MX Master 3 for Mac 操作性

ホールド感

手の形に無理なく自然になじんでホールドできる、 Logicool MX Master 3 for Mac の方が、圧倒的に快適です。

下の画像から、Magic Mouse をホールドした時に手とマウスの間に空間ができているのが分かるでしょうか?

これが疲労やミスクリックの原因にもなり、もしマウスを放しているときにミスタッチでもしてしまえば、前のページに戻って編集中のデータが消えてしまうのです。

マウスをホールドした時の姿勢が自然な形なので、手首などに負担が掛からず、パームレストは不要です。

ボタン操作

サムホイールも加えて7つのボタンがあるので、最初はマウスホールドポジションに戸惑いますが、すぐに慣れて快適に使いこなすことができると思います。

筆者の手は大きい方ではないのですが、初めてこのマウスに触れる筆者より手の小さい女性が、普通に筆者よりも上手に使いこなしていました。

スクロール

MagSpeed + Smartshift のお陰で、Apple Magic Mouse 2 の様に人差し指を無理して何回も動かす必要なく、超高速スクロールが可能です。

このスクロール機能が本当に素晴らしいのです!

ホイールモードシフトボタン(ステンレスホイールの後ろにあるボタン)をおすことで、1px 単位の移動から、秒間1,000行の素早いスクロールまで切り替えできるので、この機能が使えるだけでも買って良かったと思えます。

マウスジェスチャー

親指一つでMission Control や Exposé 、デスクトップ間の切り替えができ、”Logicool Options” を使って異なる機能を割り当てることもきるので、本当に便利です。

Logicool MX Master 3 for Mac の真価を発揮させる ”Logicool Options”

Logicool MX Master 3 for Mac たらしめるのが、” Logicool Options” アプリケーションです。

機能一覧

  • 各ボタンの反応の調整
  • カスタマイズ
  • 電池残量確認
  • 11種類のアプリケーションプリセット
  • アプリケーション毎の固有設定
  • ジェスチャー設定
  • Logicool Flow設定

”Logicool Flow” は、パソコン間でのファイルの受け渡しがマウスでできてしまうという便利な機能です。

個人的には、Photoshopのプリセットで、ブラシサイズをサムホイールを使って変えられるのが本当に便利と感じています。

”Logicool Options” は、こちらからダウンロードできます。

Logicool Options ページ>>>

“ Logicool Options” は、より作業効率を上げることが出来る、とても優れたアプリケーションだと思います。

マウスを ”Logicool MX MASTER 3 for Mac” に替えるメリット

ポイント

  • エルゴノミックデザインで、長時間操作しても疲れにくい
  • ホールド感とフィット感が素晴らしく快適で、操作性に優れる
  • 誤動作は一切無く、安定して使える(ガラステーブルの上でも使える)
  • ” Logicool Options” で自分固有の設定にカスタマイズ可能
  • 直感的な操作が可能で、11種類のアプリケーションプリセットが入っている
  • iPadOS にも対応し、最大3台のデバイスとのペアリングができる
  • マウスの電池が切れてもUSB-C -C ケーブルで充電しながら使うことができる
  • 何よりMagic Mouse 2 を使っていてイラッとするようなことが起きない

Magic Mouse 2 の充電ポートをこの様にしたApple はギルティです。

iPad Pro とのペアリング

iPad Pro 2018 とMX Master 3 for Mac でペアリングを行いました。

iOS のバージョンは13.7です。

今までiPad Pro にSmart Keyboard Folio を取り付けて、Apple Pencil で操作していたのですが、iPad でマウスが使えることがこんなに便利だとは思いませんでした。

目から鱗です。

Logicool MX MASTER 3 for Mac の惜しいところ

特にないのですが、無理矢理ひねり出しました。

見失ったマウスカーソルを見つけやすくするジェスチャーが欲しい

不都合ではないのですが、筆者は31.5inchのメインモニターに27inchの拡張モニターを使っているので、無数に開いたウインドウ上でマウスカーソルをよく見失います。

”Logicool Options” の改善点・次期アップデートで、「マウスをふるふる動かすことでマウスカーソルが大きくなったり、軌跡が見えれば見つけやすい」ので、メーカー様の方でアップデートの検討をお願いします。

現状、マウスカーソルを見失った際は、メインモニターの左上に一度戻してから次の操作に移るので、そこまで不都合に感じていないのですが、無理矢理絞り出した改善要求案ですね。

(Magic Mouse 2 をBluetoothデバイスから削除しなければ、通常通りMagic Mouse の設定画面が出てきて、マウスをフリフリすれば見失ったカーソルが拡大します)

Logicool Flow で iOS デバイスと連携をしたい

macOS 同士なら Logicool Flow が使えるのですが、iPad Pro と Mac 間では使えません。

AirDrop  とは違う形でiOS デバイスと macOS のシームレスな連携ができれば、よりクリエイティブな事ができると思います。

MX Master 3 for Mac のシステム環境設定がシンプルすぎる

呆れるほどシンプルです。

なにかApple の悪意さえ感じます。

ギルティです。

MX Master 3 for Mac システム環境設定

Magic Mouse 2 システム環境設定

Mac をコマンド+R で起動したときに純正マウス/キーボードしかペアリングできない

これはこのマウスの不具合ではないのですが、T2チップが搭載されたMac Pro 2019 でコマンド+R で起動したとき、Apple 純正マウス/キーボード/マジックトラックパッドしかBluetooth接続出来ません。

Apple の悪意を感じます。

ギルティです。

その他

親指ジェスチャーボタンについて

親指ジェスチャーボタンが使いにくいといったレビューもあるようですが、筆者はその様に思ったことはありません。

なぜなら触れば分かる程の突起(外観画像参照)があるので、そこを親指で軽く押せば良いだけだからです。

反応しないところを力任せに押しても無駄なのは分かりきっていることですから。

まとめ

MX Master 3 for Mac と Apple Magic Mouse 2 の比較検証を行いましたが、この” Logicool MX Master 3 for Mac” の素晴らしさが少しでも伝わったでしょうか?

MX Master 3 for Mac の特徴のおさらいとして、

ポイント

  • エルゴノミックデザインで、長時間操作しても疲れにくい
  • ホールド感とフィット感が素晴らしく快適で、操作性に優れる
  • 誤動作は一切無く、安定して使える(ガラステーブルの上でも使える)
  • フリースピンで高速スクロールが超快適!
  • ラチェットモードで1 px 単位のトレース作業も超快適!
  • ” Logicool Options” で自分固有の設定にカスタマイズ可能
  • 直感的な操作が可能で、11種類のアプリケーションプリセットが入っている
  • iPadOS にも対応し、最大3台のデバイスとのペアリングができる
  • マウスの電池が切れてもUSB-C -C ケーブルで充電しながら使うことができる
  • 何よりMagic Mouse 2 を使っていてイラッとするようなことが起きない

これは本当におすすめできるマウスです。

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