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ハイレゾ音源再生プレーヤー|Onkyo HF Player とradius NePlayer を徹底比較!

2020年9月19日

Onkyo HF Player とradius NePlayer を徹底比較!

この記事では、Phone の音楽プレイヤーで高音質な音楽が聴けるおすすめアプリ「Onkyo HF Player」と「radius NePlayer」の2種を徹底比較したいと思います。

音楽ソースにはe-onkyo music で購入したFlac と iTunes ストアで購入したAACを使用しています。

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Onkyo HF Player とradius NePlayer の仕様を比較

Onkyo HF Player とradius NePlayer の仕様を比較

外観・UI

左が「Onkyo HF Player」、右が「radius NePlayer」の操作パネルです。

両者とも美しいUI で、直感的に操作できるので、とても使いやすいです。

仕様

両者の仕様で、特に異なる点を赤線で囲っています。

Onkyo HF Playerradius NePlayer
対応フォーマットDSF/DSDIFF(2.8MHz/5.6MHz/11.2MHz、DoP/PCM変換)

FLAC/ALAC/WAV/AIFF(~384kHz)

OggVorbis(~192kHz)

MP3/AAC(~48kHz)

DSD11.2MHz (PCM) / DSD5.6MHz (DoP/PCM) / DSD2.8MHz (DoP/PCM)

ALAC(〜32bit / 〜384kHz)

FLAC(〜32bit / 〜384kHz)

WAV(〜32bit / 〜384kHz)

MP3 / AAC / HE-AAC / (〜16bit / 〜320kbps)

DoP対応*3
アップサンプリング機能○ (整数倍ON/OFFに対応)○ (整数倍ON/OFFに対応)
イコライザー機能プリセットイコライザー

(flat, Dance, Vocal, Jazz, Rock, Pop, 11Band)

16,384 バンド & リニア位相FIR フィルターによる高精度イコライザ*1

Featured EQ*2

イコライザの演算精度を32bit/64bit の2 段階で選択可能

横画面でのイコライザー表示のON/OFF切り替え

プリセットイコライザー

(ポップ、アニソン、ロック、メタル、クラブ、ベッドルーム、クラッシック、ジャズ(女性ボーカル),ジャズ(ボーカル)、ジャズ)

グラフィックイコライザー

スプラインイコライザー

DSD
アップサンプリング機能最大192kHz/32bit最大384kHz/32bit
クロスフェード
サラウンド機能-○ (アリーナ、野外ライブ、ライブハウス、体育館)
シャッフル、リピート
プレイリスト機能○ (Hi-Resライブラリのみ)
歌詞表示-
アルバムアートワーク表示
音楽アプリ以外のアプリと併用できるバックグラウンド再生
曲、接続デバイス情報表示
iOS デバイスの横画面表示での操作(iPadなどでの横画面での操作)イコライザーのみiOSデバイスの横画面操作に最適化
Air Drop で音源データを保存
AirPlay
DLNA△ (Onkyo Remote 3 が必要)○ (24bit/192kHz)
ハイレゾ配信サイトで購入済の音源を直接ダウンロードe-onkyo musicmora, OTOTOY, e-onkyo music
多言語表示-3か国語表示(日本語・英語・中国語(簡体・繁体))
ハイレゾビジュアライザー*4○ (数値で表示)○ (数値とグラフで表示)
その他-アカウントにログインする事で、Spotify とApple Music のストリーミングをアップサンプリングして聴ける(???)

*1 最大16,384 バンドのグラフィックイコライザを装備し、最大1,000 件のイコライジングカーブの保存と読み込みが可能です。また、音質を劣化させずにお好みのサウンドに調整いただけるよう、位相ズレなどの音質劣化を防ぐリニア位相FIR フィルタを採用しています。さらに画面はピンチ操作による拡大表示ができ、細かなイコライジングもスムーズに行っていただけます。

*2 最大16,384 バンドのグラフィックイコライザを装備し、最大1,000 件のイコライジングカーブの保存と読み込みが可能です。また、音質を劣化させずにお好みのサウンドに調整いただけるよう、位相ズレなどの音質劣化を防ぐリニア位相FIR フィルタを採用しています。さらに画面はピンチ操作による拡大表示ができ、細かなイコライジングもスムーズに行っていただけます。

*3 DSD over PCMの略。DSDオーディオファイルをPCMの出力ラインに載せて出力、ファイルを受け取ったDoP対応のDACでDSDオーディオファイルに戻して再生します。DSDオーディオファイルを変換せずにそのまま再生する事が出来る再生方式です。

*4 楽曲本来のサンプリングレートと、使用中のDACへ出力されるサンプリングレートの両方をビジュアライザーで表示することで、本来の音源が再現されているか、またDACの性能が十分に発揮されているかを一目で確認することができます(独自機能)。

アップサンプリング機能に関しては、HF Playerが最大192kHz/32bit に対して、NePlayerは384kHz/32bit です。

またiPadなど、iOS デバイスを横向きにして操作できるところも、NePlayer の魅力です。

多機能さでは NePlayer の勝利ですね。

Onkyo HF Player とradius NePlayer の音質比較

Onkyo HF Player とradius NePlayer の音質比較

Onkyo HF Player - イコライザーがオフの時

低音域・中音域。高音域と滑らかに繋がって聴いていて心地よいです。

キラキラ伸びる高音域、しっかりと主張してくるヴォーカルの中音域、しっかりと響いてくるベースラインやドラムと、スタジオでマスタリングした人が届けたかった音が忠実に再現されていると思います。

原音に忠実という事ですね。

radius NePlayer - イコライザーがオフの時

音量がHF Player の方が NePlayer に比べて低くかったので、ボリュームを調整して同じくらいの音量で聞き比べをしました。

アップサンプリングの差というより、メーカーによる音作りの違いが感じられました。

NePlayer で384kHzにアップサンプリングされた音源は、さすがに高音域の伸びやキラキラ感はHF Playerに比べて優れているものの、低音域、特にベースラインやドラムの音が高音域にマウントされ、シャカシャカ鳴る様な感じで少し物足りなさを感じました。

Onkyo HF Player - イコライザーがオンの時

HF Player のプリセットだけでも相当あるので、原音に忠実な音を聴くのではなく、「その日の気分に合わせて聴きたい」音をつくる時に威力を発揮します。

それが指先一つでできてしまい、自分好みの音を作り上げる楽しみは最高です。

NePlayer でも同様のことはできるのですが、機能的・音質的にはHF Player の方が上です。

HF Player と同様のトーンカーブでNePlayer で聴くと音が割れて破綻することがあるからです。

プリセットが微妙に邦楽に合わないのは残念ですが、調整方法をマスターすれば、最高の音を聴かせてくれるのがHF Player です。

逆に調整が簡単なのは、NePlayerの方です。

radius NePlayer - イコライザーがオンの時

NePlayer のプリセットはとてもユニークです。

表にもあった通り、「アニソン」があったり、「ジャズ」が何故か3種類もあったりと、完全にメーカーの趣味が入っています。

ジャズ、、好きすぎですね。

イコライザをオンにすることで、不足を感じていたベースラインやドラムの音がはっきり聴けるようになり、原音に忠実というよりも「聴いていて楽しい」音に変化しました。

ストリーミングに関しては、アップサンプリングの恩恵を受けてはいるのですが、イコライザーが使えなかったのは残念です。

 

まとめ - Onkyo HF Player と radius NePlayer どちらを選べば良いのか?

まとめ - Onkyo HF Player と radius NePlayer どちらを選べば良いのか?

音質に関しては、Onkyo HF Player の方が良いと思います。

極端に言えばアップサンプリングしてイコライザをオフにした状態で聴くNePlayer は、音の大事なところが抜け落ちた様な鳴り方をするのです。

一方、HF Player はスタジオマスタリングした音を忠実に聴かせてくれるので、ピュアオーディオが好きでハイインピーダンスのヘッドホンや高感度IEMを持っている人には、HF Playerをおすすめします。

機能面に関しては、NePlayer が便利です(iPadでの横画面操作)。

その最たるところが、横画面での操作とiPadに最適化されたところです(iPad ProにUSB-DACを繋げて聴いてもちゃんと384kHz/32bit で聴けました)。

*ストリーミングはDRM保護がかかっているのでNePlayerで聴けません。聴けるのは購入した音源だけです)。

NePlayer は原音に忠実というよりも「聴いて楽しい音作り」を目指している様な気がします。

中にはHF Player よりNePlayer の音が好きな人も多いと思います。

アップサンプリングされた音を楽しむには、対応するUSB-DAC が必要ですが、数千円で買えるドングルタイプのものはおすすめしません。

メーカー名は言えませんが、音質も接続性も最悪です。

Onkyo HF Player はiPadでの横画面操作ができないで、早く修正してほしいものです。

お詫び

以前、NePlayer でApple MusicとSpotifyのストリーミングでアップサンプリング・再生ができると記述していましたが、ストリーミングは確かに聴くことは出来ますが(44.1kHzなのでアップサンプリングされているかは微妙)、ライブラリ内の楽曲は「DRM保護」が掛かっているため再生できないというのが正しい情報です。

誤ったことを記述したこと申し訳ありませんでした(iTunes Storeで購入した音源はアップサンプリング・再生する事が出来ます)。

上の画像のOrianthi Believe はiTunes Store で購入した楽曲です。

下の画像は、NePlayer でApple Music にログインして、NePlayerの下に並んでいるアイコンの「ライブラリ」(DRM保護されて聴けない)の楽曲と「ストリーミング」を選択して再生している状況です。

 

結論ですが、どちらが良くてどちらが悪いとかではなく、目的と用途、そして好みの問題になってきます。

両者とも素晴らしいのですが、あえて言うなら、「高音質なピュアオーディオサウンドを求めるのであれば HF Player」「聴いていて楽しいサウンドを求めるのであれば NePlayer」と言ったところです。

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