Audio / Music Hi-Res VGP2020 ポータブルアンプ

USB-DAC内蔵ハイレゾ対応ポータブルアンプおすすめ7選!|VGP2020受賞!

2020年9月5日

iPhoneで聴く音質が良いおすすめのハイレゾ対応のポタアン7選

音質の良否はイヤホンだけでなく、アンプにもかなり左右されます。

この記事では、iPhoneでも高音質・高解像度なサウンドが聴ける、VGP2020を受賞したUSB-DAC内蔵ハイレゾ対応ポータブルアンプとUSB-DAC内蔵ハイレゾ対応Bluetoothレシーバーおすすめ7選を紹介します。

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Lotoo PAW S1

Lotoo PAW S1_vgp2021

発売日:2020年5月下旬

USBバスパワーのコンパクトなスティック型USB-DACです。

小型軽量でありながら高感度IEMをドライブできる実力を持っています。

内蔵バッテリーがないことに懸念を覚える方もいるかもしれませんが、”Belkin Lightning Audio + Charge Rockstar”を使用する事で「iPhoneを充電しながら聴ける」ので、「ポタアンが電池切れで聴けない」という不都合はありません。

また、OLEDディスプレイで「自分が聴いている音源のアップサンプリング状況」が確認できる点(例:PCM192kHz/32bit)が、他のポタアンにはない魅力です。

DACチップには”AKM4377”(旭化成)が採用されており、独立したアンプチップ(TI OPA1622)を装備する事で、高出力のパワー(120mW/Ch 4.4mmバランス出力時)とパフォーマンスを可能にしています。

また、スティック型USB-DACアンプでは初となる「4.4mmバランス出力」と「3.5mmシングルエンド」のデュアル出力ができる製品は他にはありません。

しかも各チャンネルで120mW @32Ωを実現している事も驚きです。

このインピーダンスは高感度IEMやヘッドホンもドライブできる実力を備えているという事です。

(実際、管理人はSONY IER-Z1R をドライブさせています。FIIO Q5s with AM3Eと聴き比べて、こちらの方が音に脚色がなく、聴き疲れもしなかったので本機を選択しました)

2021/1月末の最新ファームウェアで、MQAフルデコード再生にも対応しました。

聴いてみた感想

試聴した曲はこれ。

アルミ合金製の筐体のOLED液晶で、Gainコントロール、ボリューム(100段階)、内蔵PMEQ/ATEプリセット(イコライザー)、再生中の音楽ソースの表示(例:PCM192k/32b)ができます。

ギャングエラーも皆無で、無音状態の時は静かな闇が広がり、まるで冬の夜空のようです。

また、この小さくて軽い筐体のサイズと重量は、毎日使うケースを想定すると、他のポータブルアンプと比較して大きなアドバンテージになります。

軽くて!小さくて!邪魔にならなず!音質が良い!...正義です!

機会があればぜひ試聴してみて下さい。

管理人イチオシのポタアンです。

製品詳細レビューも別記事で紹介しています。

USB-DAC Lotoo PAW S1 徹底詳細レビュー
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仕様

  • 対応フォーマット DSD64/128 PCM 44.1-384kHz
  • 重量 27.1g
  • 大きさ 66mm x 22mm x 13mm
  • ヘッドフォン出力 3.5mmアンバランス/4.4mmバランス
  • USBポート USB Type-C
  • 搭載OS LTOS
  • ディスプレイ OLED 128x32pixel
  • 対応OS Windows 10 Creators Update(1703)以降/Mac OS 10.6.8以降/iOS、Android
    ※USB Audio Class 2.0ドライバー搭載OSにて動作
  • 最大出力 3.5mm:70mW/ch @32Ω
  • 4.4mm 120mW/ch @32Ω
  • 周波数特性 3.5mm: 20-20kHz:+0/-0.017dB
  • 4.4mm 20-20kHz:+0/-0.016dB
  • ノイズフロア 3.5mm:-118dBu
  • 4.4mm -114dBu
  • THD+N Low Gain -106dB(0.0005%)
  • High Gain -108dB(0.0004%)

 

iFi-Audio hip-dac

iFi-Audio hip-dac

数少ない2020年発売の機種です。

iFi-Audioはイギリスの老舗メーカーで、これまで数々の名機を生み出してきました。

hip-dac の魅力は、ペトロールブルーの美しい筐体、小型で薄くモバイルに優れている点、そして2万円以下という価格設定でありながら、「3.5mmシングルエンドと4.4mmのバランス出力ができる」点です。

3.5mm出力はiFi専用のS-バランス回路を搭載しているので、通常のシングルエンド・ヘッドフォンを接続しても、「クロストーク」とそれに関連する「歪み」を半減してくれます。

クロストークとは

クロストークとはL側/R側の音が電気的に混ざってしまうこと。

当然、L側/R側音が電気的に混ざるとノイズの原因になるというわけです。

それを解消したのがバランス接続です。

バランス接続のメリットは、「より鮮明で繊細なサウンド」を聴くことが出来る点です。

個人の主観になりますが、アンバランスとバランス接続と比較した場合、バランス接続の方が音のスケール感が拡がり、粒立ちがより細かく繊細になって、空間全体に立体感が生まれる感じがします。

また、4.4mmバランス出力は、SONYをはじめとしてSennheiserなど海外メーカーにも拡がりを見せています。

特にインピーダンスの大きい高感度IEMやヘッドフォンに採用されることが多いです。

iPhoneと繋ぐには、「Apple Lightning - USBカメラアダプタ」が必要です。

聴いてみた感想

試聴した曲はこれ。

音質的には、低ノイズ、高出力、高解像度で高音域は鋭く、低音域は重量感がある感じです。

中音域は少し引っ込んだ感じはしますが、全体的にアタックの効いた音なので、ロックやメタルEDMに相性が良いと思います。

本体のUSB-Aはオーディオ・データ用で、USB-Cは充電用になります。

内蔵バッテリーの容量は2,200mAhで8〜12時間の再生ができます。

iPhoneと接続する場合、Apple純正カメラアダプタが必要になります。

価格・性能共にハイレゾ入門用のポタアンとして最適だと思います。

何より格好いいです。

発売日:2020/2/26

仕様

  • サポート・フォーマット:
    DSD256/128/64 (Octa/Quad/Double/Single-Speed DSD)
    DXD(384/352.8kHz)
    PCM(384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
    MQA(レンダラー)
  • デジタル入力:
    USB3.0 A
    ハイスピード・エイシンクロナスUSB2.0(32bit/384kHz)
  • ヘッドフォン出力:
    4.4mmバランス
    3.5mmシングルエンド
  • 出力電圧:
    2.0V/400 mW (16 Ohm)
  • バッテリー:
    リチウムポリマー 2200mAh
  • 電源システム:
    USB-C経由で充電(BC V1.2 充電電流1000mAまで対応)
  • 消費電力:
    消費電力:<2W(待機時)、4W(最大)
  • サイズ:
    102mm(奥行き)× 70mm(幅)×14mm(高さ)
  • 重量:
    125g(0.28 lbs)

 

 iFi-Audio xDSD

i発売日:2018/04/28

USB-DACとBluetooth入力を搭載しているポータブルUSB-DACです。

Phoneやデスクトップに有線接続することで、ダウンロードしたオフライン音源や、ストリーミング音源を最大PCM768/DSD512のフォーマットで再生することができます。

音源のアップサンプリングには定評がある本機ですが、その性能を享受するにはBluetoothではなく有線接続が基本になります。

出荷時はPCM 32bit/384kHz 、DSD 11.289MHz までをサポートしています。

ところが、ファームウェアを変更することで、ウルトラハイレゾのPCM 32bit/768kHz、DSD 22.57MHzにも対応するので驚きです。

また、本機の「Sバランス」テクノロジーが、シングルエンド型のヘッドフォンからもバランス型のヘッドフォンからも、同様に最高のパフォーマンスを引き出します。

バランス型ヘッドフォンとアンバランス型ヘッドフォンの両方にそのまま対応することができるので、きわめてユーザーフレンドリーな規格です。プラグを挿して音楽を楽しむだけです。

ライブ・レコーディングを聴くと、xDSDがコンサート・ホールの空間感を、そしてジャズ・クラブの親密感を、見事によみがえらせてくれるのがわかります。

Bluetoothに関してはAACに対応しており、Apple Musicをワイヤレスで楽しむことができます。

また小型軽量で、パワフル、個性のあるボディ形状がモバイル用途に優れ、室内ではデスクトップ共に利用の幅が拡がります。

マグネシウム・アルミニウム合金製の筐体は高級感を感じさせ、贅沢な機能がこの小さなボディの中に詰め込まれています。

バッテリーは2,200mAhのリチウム・ポリマー・バッテリーが内蔵されており、6~8時間の再生時間を実現します。

本機もiPhoneと接続する場合は、Apple純正のカメラアダプタが必要になります。

聴いてみた感想

試聴した曲はこれ。

iPhoneやデスクトップ/ラップトップに入っている音楽にストリーミングを数段階上の音質ににグレードアップしてくれる素晴らしいUSB-DACです。

VGP2020受賞製品です。

仕様

  • USB入力: ~PCM768kHz & DSD512(24.6/22.6MHz)
  • S/PDIF同軸及び光入力: ~192kHz/24Bit
  • ダイナミック・レンジ: >113dB (A)
  • ボリューム・コントロール: 101dB (1dBステップ)
  • 出力電圧: > 2.82V/500 mW @ 16 Ohm
    > 3.7V/270 mW @ 50 Ohm
    > 3.8V/48 mW @ 300 Ohm
    > 3.8V/24 mW @ 600 Ohm
  • ライン出力レベル: > 2.1V @ 0dBFS (& 0dB Volume)
  • THD & N特性(1V/16R): < 0.005%
  • 出力インピーダンス: < 1
  • バッテリー: 3.8V/2200mAh
  • サイズ: 95mm(縦)x 66.5mm(横)x 19mm(高さ)重量: 127g

 

 iFi-Audio xCAN

発売日:2018/12/21

xCANはxDSDと共通シャーシでありながら、USB-DACは非搭載でアナログ入力の3.5mmと2.5mmバランス入出力があり、さらにBluetoothが受信できるという、一風変わったアナログアンプです。

(アナログアンプはデジタルではないのでUSBは使いません)

iFi-Audio のXシリーズは、本気で効くときはOTGを使用し、ライトに聴くときはBluetoothでと多目的な運用ができるところが魅力です。

xCANが3.5mmの他に2.5mmバランス端子を備えているのは、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)を意識しての事かもしれません。

音質についてですが、アナログアンプとして脚色のないストレートな傾向の音なので、音質向上を狙うには最適です。

特にiFiがこだわるバランス出力は片側1,000 mWとパワフルなので、大型ヘッドホンでも軽々鳴らせます。

聴いてみた感想

試聴した曲はこれ。

パワーのある分、力強いサウンドを楽しむことができます。

これはBluetoothでも同様で、音自体にブースターを掛けたような感じがします。

また今回から新型のXBass II が実装されており、アナログ式の低域矯正システムが、ヘッドフォンの低音のレンポンスを矯正してより自然なサウンドを生み出してくれます。

iPhoneで聴く場合、Lightning - 3.5mmオーディオ変換ケーブルが必要です。

VGP2020受賞製品です。

仕様

  • 入力(ワイヤレス):ESS Sabre 44.1/48k 16-Bit (AAC, aptX, aptX LL and SBC)
  • 入力(ワイヤード):3.5mm (TRS or TRRS S-Balanced*) and 2.5mm (TRRS)
  • 最大出力(3.5mmSバランス):> 3.8V / 45 mW (@ 300 Ohm) > 3.5V / 380 mW (@ 32 Ohm) > 3.1V / 600 mW (@ 16 Ohm)
  • 最大出力(2.5mmバランス):> 7.6V / 90 mW (@ 600 Ohm) > 7.2V / 800 mW (@ 64 Ohm) > 5.7V / 1,000 mW (@ 32 Ohm)
  • SN比(3.5mmSバランス):> 121dBA (@ 3.8V)
  • SN比(2.5mmバランス):120dBA (@ 7.6V)
  • 推奨インピーダンス:16~600 Ohm
  • ゲイン:-95dB + 18db 114dbを1dBステップで調整可能(ボリュームコントロールを使用)
  • 周波数応答:< 2Hz > 200kHz (-3dB)
  • 再生時間:> 8時間 (charging via USB-C port)
  • 寸法:95 (l) x67 (w) x19 (h) mm
  • 重量:127g (0.28 Ibs)
  • 保証:12ヶ月
  • 総務省技術適合認証:取得済み

Oriolus Oriolus1795

Oriolus Oriolus1795

発売日:2019/12/19

Bluetoothレシーバーでありながら、USB-DACとしても使えるポータブルアンプです。

音質にこだわるため、Bluetoothチップセットのパーツを使わずサンプリングコンバーター(SRC)やDACをあえて外付けする構成になっています。

専用のSRCでBluetooth信号を192kHz/24bitにアップサンプリングした上で、DAC「PCM1795」へ送られ、アナログに変換しています。
※ハイレゾ相当の伝送が可能なLDAC対応

出力は、3.5mmステレオミニのほか、4.4mmバランス接続端子を使用しており、高感度IEMに対応。

PCとの接続で、USB-DACとして本機を使用可能ほか、NFCペアリング機能やワイヤレス充電機能も搭載。

Bluetoothの対応コーデックはLDAC にも対応しており、対応機器であればハイレゾをBluetoothで聴くことが出来る数少ない機種のうちの一つです。

USB-DACとしても使え、BluetoothレシーバーとしてLDACにも対応し、流行の4.4mmバランス出力に、NFC搭載とユニークな仕上がりとなっている。

競合機種としては、「FiiO FIO-BTR5-B」と「SHANLING Shanling UP4」が上げられます。

両者ともOriolus1795 よりも安価ですが、高感度IEMやヘッドホンを使用するケースを想定すると、4.4mmバランス接続+最大インピーダンス160Ω を有するOriolus1795 の方に軍配が上がると思われます。

Oriolus1795、Shanling UP4、FiiO BTR5 を聴き比べてみた感想

SHANLING UP4

上画像は、Shanling UP4 です。

試聴した曲はこれ。

音質はFiiOが圧がグイグイくる感じ、ShanlingはFiiOを少し大人っぽくした感じでした。

音質にこだわった評価をすると、SHANLING Shanling UP4 > Oriolus1795> FiiO FIO-BTR5 の順になります。

これは筆者独自の判断なので、あまり気にしないで下さい。

そもそもBluetooth 接続した時点で、音質は既に劣化しています。

また、Bluetooth レシーバーと組み合わせるイヤホン次第で、音がまたがらりと変わるので、参考程度にして下さい。

仕様

  • DACチップ:PCM1795
  • Bluetooth仕様:Ver.5.0
  • 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC etc
  • デジタル入力端子:Bluetooth 5.0 / USB type C
  • アナログ出力端子:3.5mm Phone Out / 4.4mm Phone Out(バランス)
  • 最大出力(32Ω):150mW+150mW@32Ω(3.5mm) / 220mW+220mW@32Ω(4.4mm)
  • S/N 比:108dB(3.5mm) / 112dB(4.4mm)
  • 全高調波歪率+ノイズ:0.008%(3.5mm) / 0.006%(4.4mm)
  • ヘッドフォンインピーダンス:8-160Ω
  • 音量コントロール:アナログ
  • バッテリータイプ:内臓リチウムポリマーバッテリー
  • 連続再生時間:7 時間(SBC,AAC 時)※使用条件によって短くなる場合があります
  • 外形寸法(mm):50.7W ×95.9H×15.4D
  • 質量:約 109g
  • 付属品:USC type C ケーブル

おわりに

スマートフォンとBluetoothイヤホンでカジュアルに音楽を楽しむ人が増えて、一気にBluetoothレシーバー付きのポータブルアンプが市場に一気に増えました。

しかしながら、スマホでBluetoothを使って高音質なハイレゾ音源をリスニングするには、LDAC でハイレゾ音源を聴く以外ないのが実情です。

iPhoneユーザーにとってLDACやDSEE HXは、「隣の青い芝生」の様なものなのです。

ポイント

iPhoneでたとえAAC対応のBluetoothイヤホンで聴いても「実際にはSBC接続が優先」されるため、真の高音質なサウンドを聴くことは難しい

Apple Music をAACコーデック対応のBluetoothイヤホンで聴いても、あまり良いサウンドだと感じられない理由がこれです。

何かと制約しかないiPhoneですが、Bluetooth接続で高音質化のブレイクスルーを行ったメーカーが、先に紹介した「iFi-Audio」です。

実際にxDSDやxCANで96kHzや192kHzの楽曲をさらにアップスケーリングを行い、Bluetoothやワイヤードで聴くと、素人の耳でもはっきり分かるほどの違いが分かるほどで、もう「Apple Music の素の音」には戻れないと思います。

これは実際に音の波形を調査したり、プロフェッショナルが聴いての意見でもあるので間違いは無いと思います。

今回はここまで。

ではまた。

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